君は今週のロックマンエグゼストリームを見たか



18th June 2005 (Saturday)
君は先週のロックタンエグゼ尻テープを見たか3
〜エデンの戦士(テープ)たち〜

 (サブタイ:〜昨日の内に仕上げるつもりだったのに〜)

ああ心配です。とっても心配。日本の小中学生男子児童がとっても心配。
土曜の朝からロックたんのきれいなヒップラインを穴が空くほど見せられて
二次性徴がはじまった子がいるのでは、とはらはらしている牧波昆布郎です。
皆さんお元気ですか?牧波さんはさっきゲーム1でようやくブルースを倒しました。

さてこの1週間の間、ずっとロックたんのヒップラインに付いて
熱心に論じてきた選ばれし子ども・エロースチルドレンの牧波さんですが、(歳考えろ)
本日は趣向を変えまして、先週のエグゼのサブテーマである
「ダークロックたん」について考えたいと思います。

さてこのダークロックたんですが、
この子はロックたんから分離した、ロックたんの一部なんだそうで。
どおりでエロかったりエロかったりエロかったりする訳だ…じゃ な く て !

身体の色はともかく、性格までロックたんとまったく異なるダークたん。
「本当にロックたんの一部なの?」と疑問視する方も多いでしょう。
正直な話、牧波さんもダークたんのあまりのエロっぷり…じゃなかった、
邪悪っぷりに、はじめは疑問符がいくつも浮かんでおりました。
しかし、その疑問の答えはは二人がもつ、ある共通項によって明らかとなりました。

なぜダークたんが、ロックたんを熱斗くんにデリートさせようとしたのか。
みなさんは、その理由を憶えていますか?
そうです。「ロックたんと入れ代わるため」でしたね。
ダークたんはロックと入れ代わって、熱斗くんの傍にいたいと考えたのです。
…と一度は考えました。しかし問題はもっと深い部分にあるような気がするのです。

ここでもう一度、ダークたんの計画の内容を見てみましょう。
ダークたんは、ロックたんを熱斗くんにデリートさせようとしたんでしたね。

なにか引っ掛かりませんか?
そう、「熱斗くんに」ロックたんをデリート「させよう」とした部分です。
なぜダークたんは熱斗くんにデリートさせようと考えたのでしょう。
もし入れ代わるだけなら、熱斗くんにバレずに入れ代わるのが一番ベストなはずです。
しかもダークたんは下僕…じゃなくって、えっと…奴隷?(余計にタチが悪いわ)
の4人を使って、簡単にロックたんをデリートできたはずなんです。

それなのになぜ、ダークたんは熱斗くんの手でデリートさせようとしたのでしょうか。
その理由を知るために、ダークタンが言ったことを思い出してみることにします。

   「ボクはロックタンを最も惨めな死、
   つまり熱斗くんの手でデリートされるという死を与える積りだった」
   「嫌いなんだ、ロックタンが。」

要約すると「嫌いなロックを、できるだけ熱斗くんの手で消させたかった」
となるとおもいます。
そうです、ダークたんは嫌いなロックたんを熱斗くんに拒絶させれば、
自分自身が肯定される(受け入れられる)。そう考えたのです。

え?熱斗くんはデリートするにしてもロックを拒絶なんかしないだろうって?
そうですね、熱斗くんはそんなこと思ったりしません。ダークたんの思惑は外れます。
と言いたいのですが、それは違うのです。
ダークから見て、熱斗くんがロックを拒絶した。そう思えれば良いのです。

つまりこの場合は、ロックが熱斗の手で消去されることですね。
本当の理由はどうであれ実際にそれが起こることを思い描くことで、
ダークはロックが否定されるだろうと思いこんだのです。

次に、ダークがロックを嫌う理由に付いて考えてみましょう。
本編にてダークは、ロックとの違いは「友情に対する考え方」だと言っていました。
これは「熱斗との関係に対する考え方」と言い換えることができると思います。

では、なにが違うのでしょう。まず最初に思いつくのは
本編でダークが「熱斗のため」に信号機の破壊や銀行強盗をしたシーンと、
「刑務所に入れるなら、デリートして。友情があるならできるでしょ?」と
ダークが熱斗に言ったシーンです。これらから察すると、
熱斗が本編で言ったように「ダークは友情を履き違えている」と考えられます。

しかし、これらのダークの行動には
「熱斗にロックをデリートさせるため」の演技が含まれているはずなので、
これだけを見て「ちがう」と言い切ってしまうのは面白くありません。

それに、新しい人格が生まれてくるほどの状況なのです。
問題はもっと深く、かなり以前からあるものと考えて差し支えないでしょう。
ではいったい、その問題とはなんなのでしょうか。

先に結論を言うと「熱斗くんと同じ非電脳世界にいられないこと」です。
これは無印の、ラッシュが非電脳世界に現れることができるようになった回を
見てもらえれば、お判りいただけると思います。(それ以前に私は見てないですが)

ロックは心の中ではネットと同じ世界に居たい。そう考えていました。
あれからいくらかの月日が経ちましたが、今もその想いは変わらないでしょう。
いえ、その願いはより強く、より確かなものになっていることでしょう。
しかしロックは自身の体がデータ体であることをイヤと言うほど理解しています。

それに生真面目な性格ですから「熱斗くんと同じ世界にいたいと考えるなんて…」と
何度も何度も自分自身を責めたことでしょう。
そんな風にずっと、ロックは自身のきもちを押し殺して過ごしてきたのでしょう。

しかし押し殺そうとする力には限界があります。
無理矢理に押し込められたきもち…「熱斗くんと同じ世界で暮らしたい」という
切実な思いは姿を変えて、こんなことを思うようになったのです。

   「ボクが幸せに生きることができないのは、
   ボクがボクのことを押し込めているからだ。
   ボクさえいなければボクは何も悩まず、楽しく暮らすことができたはずだ。
   だからボクは、ロックタンのことを憎む、」と。

どうでしょうか。ダークとロックの共通項、それは熱斗との関係性だったのです。
いつも一緒にいるのに。ボクのことを誰よりも知っているのに。
君の名前を呼び続けているのに。触れているのは指先だけ。
その辛さや痛みが、新しい人格を作り上げてしまったのではないでしょうか。

そしてその人格は本来の望みを忘れ、自身であるロックの死が
自分に幸福(ハッキリしていない)を齎すはずだと思ったのではないでしょうか。

そう考えてみると、熱斗とロックがダークを倒そうとするというのは
おかしいと思いませんか?蓋をしていたために現れた人格なのに、
それを壊すことを目的にして、なにかが解決するのでしょうか?

幸い見た限りではロックのデリート関連以外で、ダークは悪事を働いていないようです。
(もちろんそれでも口に出すのが憚られることをしている訳ですが)
更正の道はまだ、閉ざされてはいないでしょう。

ダークの出現は、ロックからあなたへの悲痛のメッセージです。
どうか友として、家族として、きちんと受け止めてあげてください。


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